和食の文化を守りつつ、お客様に心の豊かさを届けたい

私たちのサイトへのご訪問誠にありがとうございます。私は魚邦代表の生駒と申します。
魚邦は、御嵩の地にて３代１００年に渡り脈々と営んできました。飲食業界は大変厳しい業界でございます。 １０年と持たず畳んでしまわれる飲食店が多い中で、１００年もの長きに渡り続けてこれたのは、ひとえに皆様の厚いご支援とご愛顧に他ならないと思います。
この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。
魚邦は私一人のものではございません。
先代、先々代及びその家族、お店へ訪れてくださるお客様、働いて下さるスタッフ、食材を提供してくれる卸業者様や市場関係者、数々のアドバイスを下さる仲間、経理・金融関係の皆さまサイト作成してくださる業者様などなど実に多様かつ多数の皆さまによって『魚邦』というお店ができているのだと思います。
そんな思いを噛みしめながら日々精進して参りたいと思います。

さて、平成２９年１２月に魚邦は従前の店舗を解体し、新しい店舗を構えました。
「御嵩の地から食文化を発信できるようなお店にしよう」と人生で一番の決断をした次第でございます。
幸いなことに、リニューアル後お客様には好評で大変ありがたく思います。
私も思い切った決断をしたことに間違いはなかったのだと思います。
私が目指すのは、「お客様に対し料理を通じて文化を伝える場を設ける」ことです。そして文化を伝えるというのは心の豊かさを伝える事だと思います。今日、外で食事をするというのは珍しくなくなりました。
ファーストフード、大手チェーン店、ファミレス、コンビニも至る所にございます。
そこでは、安価でそれなりに美味しくできたものでお腹を満たすことができますし、しかもお手軽かつスピーディーにです。私のお店で同じようなことはできません。
ですが、心の豊かさを伝えることはできるはずです。
それは例えば家族で団らんしながらお子様が満面の笑みを浮かばせていることであったり、友人たちとお酒を交わしながら大いに盛り上がることであったり、一人でカウンターでゆったりとくつろいでいたり、などです。そんな心がホッとするような空間と場を設けました。
もちろん空間や部屋の意匠といったハード面だけでなく、素材を活かした料理、バラエティ豊かなお酒、食器類、料理の盛り付けや色合いに至るまで、そしておもてなしの心でお客様を温かくお迎えしたいと思います。

近年世界規模で和食がブームとなり、認知度も大いに上がったことは喜ばしい限りです。
これからも安心で健康的な和食の文化を守りつつ、お客様に心の豊かさを感じることができるように粉骨砕身の気概で取り組んで参ります。どうもありがとうございました。